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そして2日目。
体験ツアー第二弾としてアイランドサービスさんが開催しているMTB&マングローブカヌーのツアーを体験してきます。
午前は住用(すみよう)のマングローブ原生林の中をカヌーで散策するツアー、昼食をはさんで午後は金作原(きんさくばる)原生林をMTBで走るツアーです。 |
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カヌーは以前にも西表島で体験した事があるので操作は手馴れたものです(本当か?)。
入江の奥の方なので波もなく順調にこぎ進んでいきます。 |
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途中枝分かれしている方へ入っていくと水路がどんどん狭くなっていきます。
水深もパドルがすぐ底に付いちゃう位の深さしか有りません。。。
でもガイドさんは全然お構いなしで先に進んでいきます。
うっかり座礁するとガイドさんがカヌーを降りて、ざぶざぶとこちらまで来て真中の方まで引っ張ってくれました。 |
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しかし、マングローブのトンネルを抜けていくのは探検しているようでなかなか爽快です。 |
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途中ガイドさんが土を掘り起こして写真の貝を見つけてきました。
ぱっと見ハマグリぐらいの大きさがあるのですが、実はコレ、シジミの仲間だそうで、ヤエヤマヒルギシジミといいます。
残念な事に食べてもうまくないとの事です。 |
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そしてマングローブの密林を抜けて出発地点に戻ってきました。
この後昼食を食べる為に一旦名瀬の市街に戻ります。
そのバスの中で、ガイドさんも元々地元の方ではなく、大阪から出てきたという話や、奄美での生活の苦労話、芸能人の案内をしたときの話とかをしてくれました。
変に思い入れが強い風でもなく、かといってぶっきらぼうな事も全然なく、話していて楽しい方です。
前日はナイトツアーに行ってきた事を話すと、「アマミノクロウサギはもっと先の山に行かないと見れないよ。車は何で行ったの?マイクロバス?それじゃー見れないんじゃないかな。ジープでないと入れない林道とかの奥にいるんだよ。」とのこと。いろんな意味で「なるほど。。。」と思ったのでした。
後で気付いたのですが、なんと、この人原付が持っていった観光ガイドに出ている人ご本人でした。
本人は嫌みたいなのでどのガイドに載っているかは伏せておきます。。。 |
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で、名瀬市街に戻ってきて、連れて行って貰ったのが「鳥しん」というお店です。
奄美大島の名物に「鶏飯(けいはん)」が有るのですが、ここはその鶏飯がうまい店だそうです。
鶏飯は、写真のような具(鶏肉、錦糸玉子、薬味など)をご飯の上にのせて、鶏の出し汁をかけてお茶漬けのようにして食べます。
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シンプルながら、出し汁がとても美味しいので、さらさらと何杯でも食べられそうです。
透明な出し汁は地鶏を使わないと出せないのだとか。
ご飯はお櫃で出てくるのですが、コレを二人でぺろりと平らげてしまいました。 |
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鳥しんさん。
満腹に食べたところで、腹ごなしの午後。
金作原のMTBツアーです。
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今度は金作原まで車で連れて行って貰い、出発地点へ。ヘルメット・グローブ・プロテクターを借りてMTBで出発。
出発地点が峠の辺りなのでコースは殆ど下り。原生林の中の林道を快適に下って行きます。
写真はクワズイモの葉っぱです。
150センチくらいの高さに育っていて、葉っぱの下でトトロ状態で雨宿りが出来そうなくらいです。 |
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コースは砂利道もあるので、調子に乗ると怪我するかも知れないし、一気に下りてしまうとあっという間に終わってしまうので、周りの景色を楽しみながら緩急をつけて下りていきます。
奄美大島は沖縄と違って、どちらかというとヘゴやソテツ等のシダ植物が中心です。
この写真はガイドにも良く出てくるヒカゲヘゴです。
ここまで育つのに数百年はかかるとか。 |
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綺麗なトンボがいる!とカミさんに手招きされたので行って見ると、こんな綺麗なトンボが。
思わず写真に収めてしまいました。
後でネットで調べたら、リュウキュウハグロトンボというそうです。 |

キミ、西表島で会ったよね(笑) |
途中でガイドさんが待っていたので行って見ると何かを手渡そうとしていたので、カミさんが手を出すと、キノボリトカゲでした。
このトカゲは尻尾が切れないので、尻尾をつまんで捕獲。
もちろん写真をとったらリリースしましたよ。
そうこうしているうちにあっという間に麓に到着してしまいました。
ちょっと物足りないくらいでしたが、またいつか来て見たいですね。 |
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時間もまもなく夕方になろうかという時間に解散となったので、晩御飯の調達をば。
拠点にしている宿はキッチンがついていたので、近所のトップバリューへ出かけて食材の調達をしてきました。
で、作ったのが写真の料理。
トレイに入っているのが鹿児島名物の鳥刺し(と馬刺し)です。
その名の通り鳥の刺身です。
そしてこれまた九州の名物である甘い(本当に甘い)刺身醤油で食べるととても美味なのです。 |